
世の中には様々な出会いの場があります。
紹介・職場・趣味の場・合コン・お見合い…とそれぞれに一長一短があります。ただ、出会いを求めて手当たり次第に動いたとしても、なかなかうまくいかずに疲れてしまうだけ…なんてことも多いもの。
出会いの場には向き・不向きがあります。自分に合った出会いに集中することで、事態が好転するきっかけになるのかなと思っています。本日はそんな「自分に合った出会いの場」に関するお話です。全てにあてはまる訳ではありませんが、恋愛・結婚に向けた活動を見つめ直すきっかけになればと思っています。
1.自分に合った出会いの場とは?
以下の3つの観点について、「自分に合った出会いの場」を考えていきましょう。
・自分:自分の魅力が伝わりやすい場所・うまくいくことの多い流れ
・相手:自分の好みのタイプに出会いやすい場所
・ライバル:ライバルの存在を知ることができるか
1-1.自分
まずは知っているようで知らない自分自身についてです。
これまでの出会いを振り返った時、なんとなく「自分はこういう局面だとうまくいく・逆にこうなるとうまくいかない」という傾向があるのではないでしょうか? 例えば、相手からおされて付き合い始めてもすぐに別れてしまう。最初から自分を出し過ぎて引かれてしまう…といったように、自分の得意パターン・苦手パターンがあると思います。
出会いには十人十色のストーリーがありますが、うまくいかない場合は、似たようなパターンにはまってダメになるケースをよく見かけます。上記を考えることで、自分の魅力がどうやったら伝わるか・逆に伝わらないかを見つめ直す気づきにつながるかもしれません。
以下は私の友人が、自身を振り返ってまとめた結果です。この友人は人見知りで自分を出すのが苦手な人ですが、うまくいく時といかない時がありました。うまくいく時の流れを簡単に書いたものです。
・出会いの場:最初から自分のことを多くは話せないので、最初は聞くことに徹して相手を知る
・出会った後:電話とかは苦手。メールでコミュニケーションを重ねる。メールであれば自分のことも出せるので、ここで相手にも自分のことを知ってもらう
・次のデート:次に会う時には、それまでにコミュニケーションを重ねた状態なので、お互いに話しやすい雰囲気となっている
1-2.相手
続いて、その出会いの場でどういった人に出会えるか?十分な人数に出会えるか?といったことを考えていきましょう。
・どういった人に出会えるか?
好みのタイプと出会いの場がマッチしていない人を時々見かけます。例えば、軽い人は苦手なのに、友達に連れて行かれる場所には軽い人しかいない…とか。やはり類は友を呼ぶものですし、1つの場所には似た雰囲気の人が集まるものです。違うなあ・合わないなあと感じるところには、いい出会いはないので距離は置くべきです。
・十分な人数に出会えるか?
出会える人数は、多ければ多いほどいいというものではありません。少人数でじっくりいきたい派なら、最初から相手のことがわかった上でゆっくり進められる紹介・お見合いの方がいいでしょう。
逆に婚活サイトだと、相手のことを深く知らないままに沢山の人とメッセージのやりとりをせねばならず、時間をかけて会った時に「全然違った…」なんてことになることが多いです。これではじっくり派の人には耐えられずに疲れてしまいます。逆に、まずは沢山と出会いたいという人にはこうした婚活サイトは向いているのかもしれません。
1-3.ライバル
ある人と出会ったとして、その人も他の人と出会います。そして多くの場合、同時並行で話が進んでいるでしょう。ライバルをあまり意識しても仕方ありませんが、どうしても気になる場合は…、出会の場によってはライバルの状況を把握できるかもしれません。
紹介や合コンといったように「自分ー相手」以外のつながりが存在する場合は、別のつながり経由で状況を聞けますので。
2.上記の観点をまとめると
以上3つの観点を見てきましたが、今回のテーマ「自分に合った出会いの場」を考える流れをまとめていきましょう。
「自分に合った出会の場」は以下のような流れで見つけていくのがいいのかなと思っています。
・自分の魅力が発揮できる「得意パターン・苦手パターン」を知る。
→その得意パターンが適用できそうな出会いの場がどこかを見つける
(得意でない・苦手な出会には手を出さない)
・上記の出会いの場のうち、タイプの人がいそうかを冷静に押さえる。
・ライバルの存在がどうしても気になるなら、「自分ー相手」以外のつながりがある紹介や合コンといった場に注力。
冒頭でもお話しましたが、出会いの状況は様々です。その一方で、出会いに疲れてしまっている人も多いです。周りから見ていたらそんなことしてても…という状況は多いもの。
実際には人に言えない自分だけの思い・事情があるので、いい出会いがあるかどうかは「自分で気づけるか」が勝負です。そんな気づきの一助になればと思っています。